note
2023.10.22 / diary

おとの言葉は、
いつもキラキラしている。

まるで魔法がかかったみたいに、
言葉に 光の粒が 纏う。

唄うお仕事をしていることもあって、
美しい言葉、美しい響きに出会うと、
はっとするけれど、

おとの言葉には、
生まれたての透明な輝きがあります。

今まで何も感じないまま素通りしていた言葉たちも、
「わぁ こんなにも美しいんだ!」
感動してしまうのです。

準備期間が長いおとは、
まだ小さな単語を、呪文のように唱えるだけだけど、
それはそれは嬉しそうに楽しそうに言葉を放ちます。

その度に、
言葉たちがキラキラって輝くのです。
私はその光たちを
両手いっぱいに抱えて抱きしめたくなります。

意味なんて分からなくても、
宇宙とお話ししてるみたいでも、
愛おしくてたまらないのです。

いつか言葉でちゃんと意思疎通できたら
楽しいだろうなぁという気持ちと、

このまま、
”言葉”というエネルギーの塊がないまま、
風のような、光のような、
ただそこに生まれ、流れてゆく、
おとのエネルギーのありのままを受け止める、
神秘的なやりとりを、もう少し続けたいなぁって気持ちもします。

この、ワクワクや、驚きや、戸惑いが、
最高に楽しいから。

今日もおととの
”光のこうかんこ”が続いています。。