note
2022.10.31 / diary

唄旅から
帰ってきました。

息子のおとから離れて、とても久しぶりの遠出。
約1年半ぶりのライブでした。

長く畳んでいた羽を、
優しい風のように 撫でて起こしてくれたのは、
島根に住む友人からの結婚式の便りでした。

体のこと、心のこと、おとのこと…
色んな不安があったけれど、
何だか
自然と、ふわりと、運ばれてゆくような感覚があったので、
その風に乗ってみようと思いました。

美しい光が差し込む会場。

今までたくさんの結婚式で唄わせていただきましたが、
その度に
新しい感動が生まれます。

光も風も草花たちも
みんなが「おめでとう!」って微笑んでいるような、
祝福に包まれた時間。
その中でひときわ美しく輝く二人を見ていると、
世界にまた一つ光が生まれたように思えて、
涙が溢れてきます。

おめでとう。


出雲そば

                                         神魂神社

唄旅を始めた時から、
何度も訪れている島根。

翌日は、大好きな友人と会い、
ゆっくりと時間を過ごしました。

最後は、穴道湖の夕陽を見送りながら、
まるで心の目蓋を閉じるように旅を終えました。

 

今回も唄を通して、
たくさんのあたたかなご縁をいただきました。

あぁ やっぱり音楽って、
出会いって素晴らしいな、

って、
久しぶりの遠飛行で疲れた羽を癒しながら、
胸の奥から溢れてくる
まだ名前のつかない、光のさざなみみたいな感覚を
抱きしめています。

ありがとう。
またきっと帰ってきますね。