note
2021.10.02 / diary

おとが生まれて
およそ1ヶ月が経ちました。

みなさん、
出産報告の際には、
たくさんのあたたかなメッセージをくださり、
ありがとうございました。
頂いたお気持ちは、
お顔を思い浮かべながら大切に心に抱いておりました。

産後は、あまり目や頭を使わないようにしていたので、
と言うよりも、びっくりするくらい使えなくなってしまったので、
お礼をお伝えするのがこんなにも遅くなってしまいました。
ごめんなさい。

お陰様で、
おとは命いっぱいに生き、
そして母となったわたしも、
ゆっくりゆっくりとではありますが、
体の中の大波が静まってゆくのを感じながら、
また光の方へと歩き出そうとしています。

迷い、
見つめ、耳を傾け、
隅々まで触れ、
間違い、戸惑い、泣き合い、
でも、
ある時ふと通じ合い、
抱きしめる…
心にうずめるほど抱きしめる。

自分の人生で培ってきた様々なルールが、
いとも簡単に崩れてゆくことが、何だかとても面白く思えるのです。
もしかしたらきっと
どこかで望んでいたことなのかもしれません。

この一瞬一瞬の零れ落ちそうな愛おしい時が、
わたしの日々を染めてゆきます。
かけがえのない日々です。

家族へ
友人へ
大きな愛で包んでくれて
本当にありがとう。

そして
見守ってくれるすべての人へ
ありがとう。