note
2020.10.17 / diary

今回の旅の目的は、
ここへくるため。

淡路島の山の上に佇む
こぞら荘

今もまだ、
心に浮かべたまま
言葉と結びつけてしまうのがもったいないほど、
素敵な場所、素晴らしい時間でした。

ここからは、
ライブの時間へと向けて、
こぞら荘さんが撮ってくださったお写真と共にご欄ください。

淡路島の山の中から摘んで来た草花で
編まれてゆくレイ。

淡路島の「食のわ」さんのカレー。
食べ終わった後、すぐ恋しくなってしまうほど美味しかったです。

陽も暮れて…

ライブのはじまり。

ここでお聴かせできないのが悔しいほど、
この日は秋の虫たちが
それはそれは美しい声で鳴いていました。

演奏中に唄が止むと、
その隙き間に
暗闇から虫たちの声が浮かび上がり…

わたしは目を閉じて、
星のように散りばめられた光の音たちの中に
唄をこぼしてゆきました。

美しさには、
あたたかさには、
幸せには、
こんなにもいろんな色や形や やわらかさがあるんだ。
遠い記憶、傷や痛みでさえ
愛おしくなる様な…祝福の時間でした。

ここで響き合い こぼれていった『花』の種が、
きっといつか みなさんそれぞれの光となって 咲いてくのでしょう。

旅を終えて
溢れる思いをもう少し、次回へ続きます。

ライブの模様
photo by こぞら荘