note
2020.10.10 / diary

秋の雨音に包まれて行われた
昨日のライブ。生まれくる音の
あるひと粒は絵の中へ
あるひと粒は雨の中へ

そして
あるひと粒は
お客さまの手のひらや 瞳や、心の中へ…

やわらかに消えてゆきました。

大好きな今井和世さんの絵に見守られながら、
唄えたことは、
本当に幸せな時間でした。

きれいな白髪のおばあさまが、
帰り際に微笑みながら言ってくださった言葉が、
今もわたしの胸に響いています。

「あなたが唄う度に、
後ろの絵がよりいっそう美しく輝き、
また、
絵を見ながらあなたの唄に耳を傾けると、
よりいっそう声が美しく聴こえるの。」

今井さん、SHIZUKAさん、
ギャラリーイグレグさん、

そして、
冷たい雨にもかかわらず
お越しくださったみなさま、

心からありがとう。