note
2020.04.19 / diary

誰もいない静かな森に
若葉が揺れる。

 

風に煽がれながら
ゆっさゆっさと空に踊り、
緑の光を
こぼしてゆく。

どこか遠くから
甘い香りが漂ってくる。

遠く向こうの藤の花かしら、
それとも
あっちの桐の花…
香りの主を確かめに
もう少しだけ 歩いてみることにした。

春を創る
どんな要素も愛おしい。
今日も
心をそっと撫でてくれる。