note
2019.12.23 / diary

冬至の朝、
静かな森の風景を抱いて長野へ。

まずは、カミムラ マリコさんによるファイヤーセレモニー。

物語の宿る植物たちを 大切に和紙でくるんでゆく。
”太陽が生まれ変わる日”と言われるこの日に、
火の力を借りて
手放したいものを焼べ、
大地から空から新しいエネルギーを受けとる。

古くから受け継がれる先住民たちの儀式。
きっと形や方法が違っても、
わたし達人間はこうして自然たちと繋がりながら
自らを浄化し、新しい季節を迎えていたのだろうな。

深い深いところが
ゆっくりと目を覚まし、放たれてゆくような時間でした。

貴重な体験をありがとう。

ライブ会場のHALE PLUMERIAは、
光りも、音の響きも
とても美しい空間でした。

オーナーのあきこさんの舞と響き合った『流れ星』。
彼女の愛犬であるモモちゃんが天国へ旅立っていった後、
この曲がずっと彼女の中にリフレインしていたそう。
きっとモモちゃんが繋いでくれたご縁だったんだねって。
ライブの間ずっとそばに居てくれたように感じていました。
ありがとう。

そして、お寒い中お越しくださったみなさん、
あたたかな涙と笑顔を
本当にありがとう!

いっぱいいっぱい光りをいただきました。

日の結びは
みんなで美味しいごはんを囲んで。

帰りは夜に降り出した雪道を帰ることになりたいへんでしたが、
だから…
命をとても近くに感じる、ひとつひとつの体験が深く心に沁みてゆく、かけがえのない日となりました。

長野、
また訪れる日を楽しみにしています。

☆写真は、翌日の雪模様。
花形…星形に浮かび上がった光が
ちいさな希望となって微笑んでくれました。