note
2019.10.07 / diary

光の穏やかな日。

数週間前には
台風でたくさんの木が倒れ、
電気も水も通ったいなかったこの場所には、

いつもと同じように
あたたかな時間が流れていました。

迎えてくれて
本当にありがとう。

この空間で日々を育んでいらっしゃるオーナーご夫妻と、
お越しくださったみなさんと…
いろんなやわらかな光が集まって、
わたしの唄を包んでくれました。

お店のシンボルツリーだった木は折れてしまったけれど、
その側には
桜や山吹が、季節はずれの花を咲かせていました。

影のそばにはいつも、

光があります、きっときっと。

秋枯れた緑たちを眺めながら、
今 ここにある風景の
儚さや尊さを感じています。

この日ここに生まれた唄と共に
過ごしてくださったみなさん、

心からありがとう。

また帰ってくる日を楽しみにしています。