note
2019.09.25 / diary

再び台風が日本を渡り、
南風に揺れる銚子の町。

会場となるハーブガーデンの草花達の香りは
宙をめぐり、遠く遠くへ。
ぐわんぐわんと鳴るうねりの中で
目を閉じれば、
風の隙間に
秋の虫達の声が聴こえてきました

この日は、
なぜか風景がみな 青い日。


“控え室はこちらへどうぞ”

と案内されたのは、ツリーハウス。

窓から暮れてゆく夕陽を見送りながら
ライブの時間を待っていました。

 

千葉ではまだ復旧作業に追われたり、
平穏な暮らしが戻っていない地域があると聞いています。

この日 ここにこぼれていった唄たちや、
ここに集ってくださったみなさんのあたたかな思いが、
少しでも光となって 安らぎとなって どうか運ばれていってください…と
願いながら唄わせていただきました。

いつもいつもライブの度に
思います。
ほんとうにわたし一人では
実現できないことだなぁって。

今回もライブ直前までどうなるのか分からないまま、
空模様 風模様を見守りながら迎えたライブでした。

ハーブガーデンポケットのみなさんや、
主催者のひでさん、
そして お越し下さった方々のおかげで、
唄たちは、とても気持ちよくこぼれてゆき、
本当にあたたかな時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

今ゆっくりと
感謝を抱きしめています。

銚子。
また大切な場所が一つ増えました。
(お刺身もすっごく美味しかったなぁ。)

またここに運ばれてゆく日を
心から楽しみにしています。

ありがとう。