note
2019.09.13 / diary

台風の影響が心配された湯河原のライブ。

嵐の前の 静かな光と風の中に
そっと音の粒が落ちてゆくように、
やわらかにライブがはじまりました。

ここは、
オーナーの志保さんの暮らしが宿っている場所。
日々を大切に生きていらっしゃるのが伝わってきます。
とてもとても気の流れが良いのです。

音達はすぐに
仲良しになりました。

この日は、空からのエネルギーもとても強くて、
唄たちと結びついては
優しくほどけてゆくような、
ひと音ひと音が
とても愛おしく感じる様な…そんな感覚でした。

この日集ったみなさん、
天候が不安定な中 ライブに足を運んでくださって…
お会いできたことに感謝でいっぱいでした。
ありがとう。

今回も 命を揺さぶる様な、
凛と美しく、どこまでも優しい舞で響き合ってくださった妙香さん、
ありがとう。

そして、
いつもあたたかな笑顔でわたしを迎えてくれて、
こんなにもかけがえない時間をプレゼントしてくれた、
志保さん
ありがとう。

ライブが終わってしばらくしたら、
雨がはじまり、
風がはじまり、
嵐へと変わってゆきました。

この後数日間、わたしの滞在先でも停電が続き、
暑さと慣れない不便さの中で、
心や体の力が消耗してゆくような日々を過ごしました。

そして、大切な知り合いや友人が多く住む千葉では、
深刻な被害が出ていると知りました。
みな自然たちと共に 逞しく生きている人々だから、きっと大丈夫!と信じていますが、
どうかすこしでも
平穏な日々が戻ってきますように願い続けます。