note
2019.05.06 / diary

つげ櫛。

国産の黄楊(つげ)の木。
櫛歯の一本一本まで
すべてを職人さんの手によってつくられている、今ではとても貴重なもの。

黄楊の木は、成長がゆっくりで
およそ100年かかってやっと20cmになります。
でもその分、木目が詰まっているのでとても丈夫なのだそう。

乾燥させて 薫製にして、木を寝かせること10年以上…
やっと職人さんの手へと渡ってゆきます。

こうして数十年の時を経て、
わたしの元へやってきてくれた櫛。
かつては嫁入り道具のひとつとして、
お守りのように 女性は持っていたそうです。
本当に、
持っているだけで心が落ち着いてきます。

お世話になっている素敵な美容師さんから
”里花さんにぜひ”とおすすめいただいて、待つこと約半年間。
これから大切に使わせていただきます。
そうして、わたしの次の次の…もっと次の世代まで、
受け継がれてゆけばいいな。

写真の上が5寸で、
下が携帯用の3寸2分。

佇まいがとても美しいです。

手しごとを守り続けてくださっている、
すべての職人さんに敬意と感謝をこめて。