2018.07.11 / diary
待つことおよそ2年半、
越前くんの工房で ひとつひとつ 大切に木を選び、
こうして美しいギターとなるまで、
わたしにも時が流れ、
唄と、唄に寄り添うギターをゆっくりと育て、
そして、やっと出会うことができました。
きっといちばんいい時に。
木たちの歴史…見てきた風景、聴いてきた音、
触れて来た手がここに宿っているのを感じます。
出会った瞬間から もうずっと前から知っていたように、
わたしの懐に馴染み、深いところで共鳴しているようです。
これからわたしの唄が沁み込み、唄と響き合い、
里花の”音”へと育ってゆくのでしょう。
どこから見ても 触れても細部まで美しく、ほんとうに愛おしいです。
森を降りて、少し車を走らせた所に、
こんなに素晴らしいギター職人さんがいたなんて。
ご縁に心から感謝です。
これからはとうやんのギターと共に
このギターが里花の唄と共に唄ってくれます。
今週の高松のLIVEは
初めてこのギターを持っていく予定です。
こんな時 唄はどんな力になれるのだろうと心に問いかける日々ですが、
今 こうして生きていること
自然たちに生かされていることに感謝を抱いて、
大切な人たちへ愛を込めて、
高松でお会いするみなさまと心を合わせ、
空へ大地へ
唄と共に 光を送りたいと思います。
このギターはきっと
力を貸してくれるでしょう。
ありがとう、心から。
☆写真は、越前くんのものをお借りしました。