note
2018.06.12 / diary

6月10日は、
緩和ケア病棟にて行われた、
家族を亡くされた方々が集う「偲ぶ会」で唄わせていただきました。

ここで過ごされた日々、
ここから旅立っていった尊い命、
そして、
そこに寄り添うスタッフのみなさんの、

“心”を思いながら、
唄わせていただきました。

この日生まれたあたたかな時間は、
わたしにとって忘れられない、
大切な大切な体験となりました。

何より、
病気や死と言うものと毎日向き合っていらっしゃるお医者さまや看護師さん、
ボランティアの方々が
本当にあったかくて、
笑顔が輝いていて、
わたしに生きる素晴らしさや希望を
いっぱいくださいました。

光と影、生と死、涙と笑顔…
すべてが愛おしく、
響き合っているのだとあらためて深く感じています。

どうして沖縄に呼ばれたのか…
海に優しく石が落ちるように、
胸にストンと落ちるような旅が続いています。

唄の神さまが
ひょいとわたしをつまみ上げて、
沖縄へと運んでくださったみたいです。

『空の手紙』を届けなさい、と。

素晴らしい出会いを
本当にありがとう。

空から見守ってくれるみなさん、
今日もどうか安らかに
微笑んでいてください。