note
2018.03.30 / diary

春の空を渡った鳥が そっと羽を閉じるように
唄旅が終わりました。

はじまりは島根県邑南町 稲積邸へ。
料理家 月森紀子さんの工房WOOD MOON 11周年のお祝いに
唄をお届けにゆきました。

山陰のやわらかな山々は、今年も優しい光と風で迎えてくれて、
月森さんの心が微笑むような美味しいごはんの味と
みなさんの笑顔を
心にいっぱい抱きしめました。

お休みの日には石見銀山へ。
雨のせいか人通りは少なく、
まるで昔にタイムスリップしたような時間でした。

群言堂さんでもちょっとお茶を一服。

そして初めての広島へ。
ずっと会いたかった宮島の弁天様にもご挨拶に行きました。

春の雨の音楽室でのライブでは、
広島のみなさんの優しい光に包まれて、とてもあたたかな時間となりました。

月森さんの連れて行ってくれる場所、
出会わせてくれる人々はいつも、
不思議と、その時のわたしにとってかけがえのないご縁を結んでくださいます。

体と心と、もっと奥深くの魂と、
そこを流れてゆく”表現”に
そっと光を注いでくれるのです。

WOOD MOON11周年、おめでとう。
そして、いつも素晴らしい時間をありがとう。

旅はもう少し続きます。