note
2018.01.03 / diary

今年は鎌倉で出会った美しい漆のお重で
ゆっくりお節をいただいています。

粉と手が溶け合うふわっとした瞬間や

素材が味を纏(まと)い、微笑む瞬間、

個として生きていたもの達が
やわらかにあたたかにになり、
やがてひとつになってゆく瞬間…

お料理は
五感すべてが響き合う。
わたしにとって大切な時間。

表れてくる心模様と向き合いながら、
水と共に 火と共に…整えてゆく。

そして食べてくれる人たちが喜んでくれたら
ますます嬉しいね。

命の恵みに手を合わせて
みんなの幸せを願います。