森に唄をおろしてゆく…
古くから人々は
こうして畏敬を表し、感謝を捧げ、自然たちと繋がってきたのでしょう。
『山のおんぶ』から『ヤケマルタトオノ』へ
何十年も手つかずのまま放置された荒山。
光と影、美しさと厳しさが混在する未知の世界に、
彼らはゆっくりと命を吹き込んでゆきます。
そのはじまりを告げるお祭りで
唄を唄わせていただきます。
これからたくさんの笑顔と幸せが生まれますように
願いながら。
今のこの時代に
みなさんともこの貴重な日を共にできたら どんなにか素晴らしいでしょう。
『ムシオクリ』、『山のおんぶ』。
多くの人々にかけがえのない感動を与えてくれたこのお祭りは、
空高く炎を上げながら 胸深く音を響かせながら
成長し、そして、一度土に還りました。
これは木々の呼吸と共に生きる彼らだからこそできた選択なのでしょう。
生まれては死んでゆく、
と、同時に
またあたらしい命が生まれる。
それが『ヤケマルタトオノ』。
その”はじまり”に唄わせていただけるなんて、
本当に光栄です。
みなさんもぜひ
森と生きる人々の”はじまり”を感じにゆきましょう!
感謝を込めて