生まれてはじめて出会った青たち。

階段を登って行くようなグラデーションの青。
光の粒をちりばめた青。
空は、海を鏡にして雲を泳がせ
青と遊ぶ。

潮風を纏いながらさらに歩いてゆくと
最後に出会ったのは
一瞬でひれ伏してしまうような島の守り木の
青でした。

わたしはあと幾度
あたらしい青に出会えるのだろう。
心には今日も色が重なってゆく...